五日市南小学校(石井淳之校長)が1967(昭和42)年に五日市小学校から分離し創立されて今年で50周年を迎えました。
五日市町立だった1982(昭和57)年には児童数が2,102人となり、全国一のマンモス校でした。当時を知る人は「運動会の徒競走は8レーンで走り、オリンピック競技を見ているようだったが、家族からは多すぎて子どもを見つけられない」との不評だったそうです。
50周年記念行事のひとつとして行われた航空写真撮影では、全校児童がグラウンドへ整列。色画用紙を頭上に掲げ、桜の花がデザインされた校章と「祝50周年2017」を人文字で表し、上空を飛行しながら撮影する小型機に手を振りました。
7月1日には記念式典を同校体育館で開催。同校卒業生の一人、湯﨑英彦広島県知事(1978年卒業)も在校児童や地元の卒業生らと50年の歴史を振り返りお祝いしました。
校舎上空を飛行する空撮の小型機へ、グラウンドから手を振る五日市南小の児童
開校50年記念の空撮写真。児童と教職員、PTAらが協力して人文字でお祝いしました
湯﨑英彦広島県知事も卒業生の一人
1967(昭和42)年4月 五日市町立五日市小学校より分離され、五日市南小学校開校。(児童数779人)
1982(昭和57)年5月 児童数(2,102人)が日本一の小学校となる。
1985(昭和60)年3月 広島市と合併、広島市立五日市南小学校へ改称。
1989(平成元)年3月 広島市立楽々園小学校を分離。(児童数895人)