広島県内で、昨年は343件、被害総額16億円以上の特殊詐欺被害が発生しました。
今年は、5月末で184件、被害総額8億円以上で、昨年を上回るペースで発生しています。
この緊急事態に広島県警では『アンダー10作戦』という抑止対策を進めています。
会社のパンフレットが自宅に届き、その会社とは別の会社の社員を名乗る犯人から、
「パンフレットが届いた人しかその会社の株券・社債を買えないので、代理で購入してくれたら、3倍の値段で買い取ります。お礼をします」
などと電話で言われ、金儲けができると思い、金を振り込むと音信不通になった。
市役所や社会保険事務所(現在は在りません)の職員を名乗る者から電話で、
「医療費の還付金があります。今日が受け取りの期限です」
「手続きのため、キャッシュカードと携帯を持って、ATMへ行ってください」
などと言われ、スーパーなどのATMへ誘導され、還付金の受け取り手続きだと言う犯人の指示通りにATMを操作させられ、相手方口座へ金を振り込まされた。
家族の絆で詐欺を撃退!
「必ず儲かります」
「代理で購入してくれたらお礼をします」
「後で当社が高値で買い取ります」
「医療費の還付金があります。今日が受取期限です」
「携帯電話とキャッシュカードを持ってATMへ行ってください」
平成26年「第10回防犯絵手紙」
小学生の部・入選作品より寺田帆波さんの絵手紙
※平成26年「第10回防犯絵手紙」の入選作品は、広島県警察ホームページでご覧いただけます。「第10回防犯絵手紙」入選作品等の決定!