五日市地区と観音地区を結ぶ五観橋付近に田の水を川から引くための水路があった。しかし、この辺りは潮が満ちてくると海水があがってくるため、樋門を降ろし海水が入らないように調整していた。ろくろで上げ下げした南蛮(オランダ)式の樋門であった。「なんまん」は南蛮がなまったものと思われる。(佐伯区のトリビア第2巻より)