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「安全・安心」新聞レインボー・ 平成29年夏号【第32号】
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NBL広島ドラゴンフライズ佐古賢一ヘッドコーチに訊く!!

NBL広島ドラゴンフライズ佐古賢一(さこ けんいち)ヘッドコーチ
練習中に選手を呼び止め、直前のプレーについて話し合う佐古賢一ヘッドコーチ(左)

チームづくりも、子育ても コミュニケーションが大事

佐古賢一ヘッドコーチ率いる広島ドラゴンフライズは、NBL初シーズンでリーグ3位の好成績を残しました。その基になった、選手一人ひとりの力をひとつにまとめる「チームのコミュニケーション」について語っていただきました。チームを指導する立場、4人の子どもを育てる親としても、その秘訣を、開幕を一か月後に控えた練習後に取材に応じていただきました。

ヘッドコーチの役割

チームの中で私の役割は、チームの方向性を示すことと選手のモチベーション(やる気)を高めることです。選手全員のモチベーションやコンディションが全てそろうと、いい結果が出ます。そうなるよう、選手一人ひとりをベストな状態に持って行くのです。

それには、コミュニケーションをとることが一番。顔を見てコミュニケーションをとることで信頼が生まれます。プライベートの部分は選手個人に任せていますが、コートではコーチ陣が管理します。それには選手とコーチの信頼関係が無いとできません。これぐらい分かっているだろうで終わらせずに、はっきりと要求を伝える。そのためのコミュニケーションです。

タイミングと個人の考え

選手に何を伝えるかも大事ですが、それを伝えるタイミングも重要です。気がついた時すぐにアドバイスをすると、選手はどのように考えていたのかがよく分かりますし、もっといいプレーにつながるアドバイスができます。

選手とのコミュニケーションでは、「どうしてそうした?」「何しようとしてた?」と、プレーの理由を必ず聞きます。選手は理由や考えがあって、そのプレーを行ったはずだからです。時には、周りの選手にも聞こえるように話させることもあります。すると、周りにいた選手にも「こう考えていたから、こうしたんだな」と分かります。考えを共有できます。また、そこからアドバイスをもらえたりもします。

子育ても同じように

私には子どもが4人います。子育てでも、コミュニケーションが重要だと感じています。子どもが何かミスした時、子どもだからと頭ごなしに叱るのは反発するだけ。なぜそうしたのか、どう考えているのかを必ず聞くようにしています。子どもであっても個人の考えを尊重します。もちろん、幼少のころから大人のような考えや答え方はできません。しかし、考えることをくりかえすことが自立の早道になると思います。

それは私の子どもに限ったことではありません。住んでいるマンションの駐車場に、中学生と思われる子どもがよくいます。その子たちに「何やってんの?」「どうしたの?」と声をかけています。そこからコミュニケーションが始まります。

ひとつの目標へ向かって

個人も大事ですがチームも大事。何かあったときに個人を守る(カバーする)のはチームです。個人の間では好き嫌いもあると思いますが、ひとつの目標に向かう方向性が定まっていればいいんです。勝利へつないでいくのが、私やコーチの役割だからです。

会場へ来てください

佐伯区の皆さん、機会を作っていきますので、イベントや練習、試合を見に来てください。選手とふれあってほしいと思います。それが、選手のやる気の原動力になります。ぜひ、広島ドラゴンフライズを応援よろしくお願いします。

NBL広島ドラゴンフライズ・ヘッドコーチ 佐古賢一(さこ けんいち)
1970年山口県岩国市生、神奈川県横浜市出身
プレイヤー時代、正確かつ卓越されたプレーから「ミスターバスケットボール」と称された日本を代表するプレイヤーの一人。日本代表では10年連続司令塔を担い、1998年には31年ぶりとなる世界選手権出場の快挙に貢献。2011年に現役を引退後は、JBA理事、NBL理事に就任し、日本代表の強化や普及・育成活動を行ってきた。2014年、広島ドラゴンフライズヘッドコーチに就任。
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